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1. ひょうすべ ★★★ (2022-10-05 20:28:13)

ACCEPTの黒歴史であり、

ACCEPT悲願のアメリカ進出をぶっ壊したどころか、

ACCEPT自体をぶっ壊し、ウルフを引退(後に復帰)にまで追い込んだ人物


デヴィッド・リース。


しかし、私とアーヴィング・エイゾフは見捨てなかった(ちょっと誇張)
そんな、わんぱくなデヴィッド・リースが結成したのがこのバンガロー・クワイアだ!!
(でもメンバーみると、急造感あるけど・・・)

アーヴィングのGiant Recordより
デビューアルバム「ON TARGET」を1991年に発表

プロデューサーにマックス・ノーマンを起用し、
ジョン・ボンジョヴィ&アルド・ノバ作の曲を使わせたりして、
それなりに期待はしていたようだが、グランジ・オルタナの時代では、見向きもされず。
アーヴィングの元からも消えていきました。

デヴィッドは、その後サークル オブ サイレンス(SIRCLE OF SILENCE)で、その時代に合わせたサウンドのアルバム2枚を出しましたが、こちらも・・・・。
デヴィッドの名前は、とんと聞かなくなりました。

そんな私もHM/HRから離れ・・・・
久々に戻ってきたのですが、なんと!!!!

いつの間にか、再結成をしていて、2枚のスタジオアルバム(2010年、2012年)と1枚のライヴアルバム(2011年)を出していたのです。
「入手困難だろうな~」と思っていたのですが、2021年3月に「ALL OR NOTHING - The Complete Studio Albums Collection」が発売されていました。
各スタジオアルバムにボーナストラックとして、ライヴ盤が細切れで入っているので、3枚組ですが、全アルバムを網羅できます。

なんてファンにやさしいんだデヴィッド(嬉)。

1作目は裏名盤だと思います。。
分類的にはL.A-METALになるのかな?
でも、欧州感があって、特に外部ライターではない曲の方が凄く良い曲です(B面ね)

再結成後の2作目、3作目はより欧州感漂う作品で、ブルースデッキンソンのソロのような感じです。

もしかして・・・・


ACCEPTをつぶしたデヴィッドの次のターゲットは、IRON MAIDENだったのか?!・・・(笑)。



2. 失恋船長 ★★★ (2023-07-29 18:45:20)

全米制覇を目指すACCEPTはレーベルとマネージメントのプレッシャーに負け、盟友ウド・ダークシュナイダーを泣く泣く解雇。空気を読んだウドはドイツに帰り自らリーダーとなるバンドを立ち上げACCEPTサウンドを継承。ステファン・カウフマンの合流の早さなどを考えれば、いかに厳しい決断だったのかは容易に察しが付きますね。
そんな苦渋の決断を受け入れるも成功とは行かずバンドは解散。そりゃそうだよなぁ。やりたくてやった交代劇でもないし、音楽性の変遷もあったしね。
いきなり失業したデヴィッド・リース。HERICANE ALICEのイアン・メイヨーとジャッキー・ラモスとバンド結成、最初のギタリストはジョーイ・タフォーラだったが、結局彼とは継続した活動を選択せず、ギターチームにRAZORMAIDのカート・ミッチェルとジョン・カークを迎え入れ、Warner Bros. Records系列の新興ブランドGiant Recordsからデビュー。プロデューサーにマックス・ノーマンを迎え、ソングライティングチームとして、スティーブ・プランケット、カート・クオモ、ハリー・パレス、リック・フィリップス、ジョン・ボン・ジョヴィ、アルド・ノヴァ等から楽曲提供を受けるも売れずバンドは解散。
イアン・メイヨーとジャッキー・ラモスはすぐさま、カル・スワン、ダグ・アルドリッチと接触してBad Moon Rising結成へと向かう。92年という時代に移り変わりに翻弄されたL.Aのハードシーンを象徴するような事象です。離散集合を水面下で皆が繰り返していたもんなぁ。

2010年にバンドはリバイバルブームにより再結成。復活作はメロディ派からは信頼されるドイツのAor Heavenからリリース、併せて1stも再発されましたね。輸入盤市場ではそこそこ売れた再発盤でした。2022年には30周年記念と言うことでリマスター&ライブ音源をプラスした18曲入も出ています。

2012年に3枚目。2022年にデモ音源集の2枚組、そして2023年に新作をリリースした現役バンド。最新作は初期の頃を思わせるとマニアからはプチ話題を頂いています。

2枚目はチョイモダンさも加味されているが初期の頃を思わせる楽曲もあり単なる回顧録ではなく現役として復活。3枚目のアルバムも攻めの姿勢を崩さず、硬派なヘアメタル系サウンドとして大いに楽しんで貰えるでしょう。

ちなみにオリジナル盤にはボートラなく、配信盤などは、いずれも2011年にリリースされたライブアルバムAll Or Nothing-Live At Firefestの模様を追加してます。




3. 失恋船長 ★★★ (2025-10-24 07:50:50)

Rapid Fire Succession: On Target Part I

名盤ON TARGETの意思を引き継ぐ続編をコンセプトにリリースされた今作。全16曲入りながら、この手の音楽に精通するデイヴィット・リース。オープニングから完璧な手ごたえを感じさせてくれました。メロディアスかつハードでダイナミックなサウンドは、メジャー流通に相応しい華やかさがあり、これが80年代のメインストリーム時代を想起させるものであり、あの時代にやり残したこと、シーンに置き忘れた名誉を取り戻しにカムバックしてきたなぁと思いましたね。

一部の永遠のニワカ、雑誌丸乗り丸パクリ信者によってACCEPT解散の原因はお前だと日本では流布されるのだから恐怖を覚えます。兵庫県の都知事選を思い出しますよね。NHKをぶっ壊すオジサンを信じるなんてねぇ。でも大衆が蜂起したら、嘘も真実になる。盲目なメディア信者ほど恐ろしいものはいない。関わりたくないです。

そんな不名誉を雪いてあげたいので、この部分は毎回記載したいですね。
数多くのプロジェクトを動かしながら世界中で歌っていたリース。自らのバンドを率いる熟練された歌声と耳馴染みの好い楽曲を用意、ともすれば暑苦しくなるリースの歌声が絶妙なラインで情熱さとクールな色彩をグラデーションさせることで、実に聴きやすい作風になりました。それが幻の名盤の意思を引き継ぐというコンセプトに順じたのならば大正解だ。

私は権威や知名度には一切振り回されない。○○が褒めていたから凄いにはならない。オジーは亡くなった。偉大なミュージシャンだが曲は書けないし嫁さんにすべてを牛耳られる薬物中毒者だ。最後はAI美空ひばりみたいで哀れだった。

そういう機械仕掛けの大御所が増えたいる中で、このバンドサウンドは実に有機的な響きをもたらしている。老獪なテクニックを駆使する歌声と、メリハリの効いた演奏。ハイテクニックも難なくこなしギターソロも決まっている。
タイムトリップさせるメタルバブルサウンド。狙ったって出来るものじゃない。才能と努力の賜物、やはりセンスには敵いません。シーンをひっくり返す音楽ではないのだが、需要はたっぷりある。アメリカは相変わらずモダンなサウンドが好みだが欧州は違う。メインストリームの形成はお国柄。

今作のようなオーソドックスな作風に理解と羨望の目を向けるシーンはあります。捲土重来、日本でこそかましてほしいね。
いい歳の取り方をした音ですよ。落ち着いているが弾けている。ようやり切ったわ。ノスタルジックだけで終わってほしく無いねぇ。若い人にも訴求するだけに魅力は十分にあると思います。お金かからないんだからねぇ。



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