| 10年代
| 90年代
| D
| アメリカ
| テクニカル
| ドラマティック
| プログレッシヴ
| プログレメタル
| メロディック
| 叙情/哀愁
| 有名バンド
DREAM THEATER 





YouTubeで検索 | Amazonで検索

1. The Glass Prison, 2. Blind Faith, 3. Misunderstood, 4. The Great Debate, 5. Disappear, 6. Six Degrees of Inner Turbulence: I. Overture, 6. Six Degrees of Inner Turbulence: II. About to Crash, 7. Six Degrees of Inner Turbulence: III. War Inside My Head, 8. Six Degrees of Inner Turbulence: IV. The Test That Stumped Them All, 9. Six Degrees of Inner Turbulence: V. Goodnight Kiss, 10. Six Degrees of Inner Turbulence: VI. Solitary Shell, 11. Six Degrees of Inner Turbulence: VII. About to Crash (reprise), 12. Six Degrees of Inner Turbulence: VIII. Losing Time / Grand Finale, 13. SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE
★★ (2003-07-22 07:19:00)
★★ (2003-09-27 12:40:00)
★★ (2003-10-01 23:30:00)
★★ (2003-10-13 21:22:00)
★★ (2003-11-25 22:28:00)
★★ (2004-03-09 19:12:00)
★★ (2004-07-23 20:29:00)
★★ (2004-08-13 14:40:00)
★★ (2004-09-06 18:36:00)
★★ (2004-09-23 18:26:00)
★★ (2004-10-25 12:37:00)
★★ (2004-10-29 21:59:00)
★★ (2004-12-29 02:42:00)
★★ (2005-02-06 18:59:00)
★★ (2005-02-21 23:15:00)
★★ (2005-03-06 04:24:00)
★★ (2005-05-02 23:04:00)
★★ (2005-05-12 00:42:00)
★★ (2005-05-15 20:12:00)
★★ (2005-05-23 01:59:00)
★★ (2005-06-14 23:47:00)
★★ (2005-06-23 21:39:00)
★★ (2005-07-03 21:21:00)
★★ (2005-08-15 09:45:00)
★★ (2005-09-24 06:47:00)
★★ (2005-09-29 07:34:00)
★★ (2005-10-15 15:52:00)
★★ (2005-11-03 02:53:00)
★★ (2005-11-23 05:33:00)
★★ (2006-01-08 11:34:00)
★★ (2006-01-29 15:33:00)
★★ (2006-07-24 02:44:00)
★★ (2006-10-17 12:23:00)
★★ (2006-11-30 00:05:00)
★★ (2006-12-09 19:38:00)
★★ (2007-02-23 19:35:00)
★★ (2008-02-14 21:24:00)
★★ (2009-04-19 11:36:00)
★★ (2009-05-04 19:07:00)
★★ (2009-08-15 00:31:00)
★★ (2011-09-12 15:08:02)
★★★ (2024-09-16 22:37:38)
3. 29
とにかくボーナストラックを含めても全7曲、110分の2枚組という圧倒的なボリューム、そしてその長さを感じさせない緊張感の持続が驚異的です。disc1とdisc2で方向性が違うようにとらわれがちですが、このアルバムの中で唯一にして最も叙情的なタイトルトラックが40分を超える大作であり、単純にそれが既成のCDという枠組みの中に納まりきらなかったというだけのことと認識しています。このハイライトとも言える部分が独立したことにより、攻撃的で即興的なdisc1、叙情的でコンセプチュアルなdisc2という印象を強めているのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、冒頭の①“The Glass Prison"のイントロからこれまでのDTには無かった凄まじいまでのアグレッションを発散させています。これはdisc1を通じての印象になりますが、ジェイムズのエフェクトをかけた声も含めて「AWAKE」時のダークさに当時を遥かに凌駕する攻撃性をプラスした感じです。ただし淡々と美しいフレーズを重ねるケビン・ムーアのKeyと、熱くエネルギッシュに縦横無尽に駆け回るジョーダン・ルーデスのKeyの演じる役割がまるで異なるため、トータルでの印象は「AWAKE」とはだいぶ異なりますが。DREAM THEATERのHMバンドとしての攻撃性がこれまでで最も表れていると思いますが、聴き終わった後で心に残る印象的なメロディ/フレーズが非常に少ないのも事実です。ただしジェイムズのVoも含めて各楽器パートの演奏の凄まじさは過去最高だと思います。このあまりにも混沌とした音像の中で、それぞれがお互いを殺さずに個性を主張出来ている点がとにかく凄いです。
そしてdisc2に移るとこれがまた心機一転、「METROPOLIS Part2 SCENES~」を彷彿させるような一つの物語を長編のシンフォ大作です。DREAM THEATERがこのようなシンフォニックなアレンジを表現してくるのは意外でした。誤解を恐れずに例えるなら、冒頭のシンフォニックなインストパートなどBAL-SAGOTHのようだと思いました。勇壮なメロディがシンフォニックアレンジを伴って疾走するサマは新世代のHMバンドのようです。この曲は丁寧に構成を考えた叙情的な長編物語で、もはや曲というよりは、メロディを伴った物語といった感じです。これを中だるみさせずに一気に聴かせてしまう彼らの実力に今さらながら驚きました。
いまだに「IMAGES AND WORDS」の再現を求めてやまない者にとってこのアルバムは必ずしも期待通りの作品ではありません。が、これまでのどのアルバムとも異なる新たな方向性を提示してきた彼らの未来を見据えた姿勢には頭が下がります。一
聴しただけではわからない奥の深さを冗長と感じるか深遠と感じるかでこのアルバムの評価は分かれると思います。個人的には手放しで大絶賛のアルバムではありませんが、現在の彼らの最も表現したいことが具現化した作品だと思います。HMアルバムとしての彼らの最高傑作は「IMAGES AND WORDS」であるという考えに変化はありません。が、彼らの提示する作品は毎回異なるジャンルでの「最高作」なんじゃないかとこの作品を聴いて思いました。まだアルバム出たばかりですが、このアルバムを聴きこむ楽しみと、次のアルバムに「今度こそ」と期待する楽しみの2つができました。こんなバンドって他にないと思います。偉大なりDREAM THEATER。
9. 定ちゃん
①「The Glass Prison」は今年のNO.1候補の名曲。テクニカルでアグレッシブで本当にカッコいい。10分超えてるなんて思えません。
DISC2は通しで何度聴いても飽きないし素晴らしい。曲の流れ、メインとなるメロディの挟み方、バラード曲とのバランス、特に気に入ってるのは「VI. Solitary shell」からメジャーキーの明るいリフを持つ「VII. About to crash (reprise)」への流れ。何度聴いても興奮するのは僕だけでしょうか?(笑)
ドリームシアターは僕の期待を裏切りませんでした。毎回趣向の違う傑作アルバムを作ってくれ、もう第2の「IMAGES AND WORDS」なんてもうええわ、という気持ちにさせてもらいました。
12. ゆーし
15. アゴ 勇
ギターとキーボードが自由なフレーズで突っ込んでくるところがいいですな。
19. SACREDSPHERE
21. うにぶ
ただこれ長さにうんざりした人も多いでしょうねー。雰囲気にひたってるといつの間にか終るDISC2よりも、DISK1の方が1曲の長さが気になるかも。でも『FALLING INTO INFINITY』あたりよりは曲が好みなので、それほど退屈ではないです。
このアルバム、インパクトはすごいですけど、本当に素晴らしい作品かというと、曲はやっぱりまあまあの出来じゃないかと思います。
DISK1は『AWAKE』以降のいつもの感じ。名曲ってほどの曲は見当たりません。
DISK2は「これがDREAM THEATERなのか!?」ってびっくりするようなシンフォ・プログレで、DREAM THEATERの曲としては新鮮で面白いです。ちょっと安っぽいというか、ちゃちな感じ(特にイントロ)もしますけどね。
しかしアルバム毎に必ず違ったことをやろうとし、実行しているその姿勢は大いに魅力的。次作ではもっと大胆に変身してくれるといいな。
なんかDREAM THEATERのアルバムには何故か辛口になってばかりな気がしますが、好きなんですけどね、本当に(^^;