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Twilight Time / STRATOVARIUS (cri0841)
Life in the Wires / Frost* (cri0841)
Tempest / Dead Brain Cells / DBC (火薬バカ一代)
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プログレメタル - 最近の発言
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Twilight Time / STRATOVARIUS

思い出深いアルバムですね・・・B!誌が猛威を振るってた頃にリリース。みんな大好きNoise Recordsからの作品。
2曲目以外はあんまり印象に無い。頼りないヴォーカルにイングヴェイみたいな速弾き、ヨーロッパ型パワーメタルの
典型みたいなスタイル。彼らはここから始まって、この後は素晴らしい作品を作っていくことになるのだけど。
ボクはアメリカのBANDの方が硬派っぽいな、と思ってあんまりハマらなかったけど、ヨーロッパでも硬派なBANDは
いくらでもいるか。カテゴライズいくないけど、あまりにも型にハマり過ぎたスタイルかも・・・金太郎飴。

cri0841 ★★★ (2025-03-30 18:03:40)


Life in the Wires / Frost*

2024年発表の5th。大ボリュームの2枚組。既にデビューしてから20年かぁ・・・。
古のゲームミュージックっぽさは健在。最高傑作と言っていいほどのクォリティを誇る。
至福ですヨ、まさに耳が幸せデス。12曲目『Moral and Consequence』は圧巻!
良いヘッドホンが欲しくなるね!ネオ・プログレッシブロックの旗手の生還です!

cri0841 ★★★ (2025-02-26 22:19:38)


Tempest / Dead Brain Cells / DBC

インスト・ナンバーなのですが、3分半のランニング・タイムの中に
デビュー作ならではの前のめり感、高度な演奏技術、豊かな曲作りの
アイデアがぎゅぎゅっと詰め込まれ、全くVoの不在を意識させない
名曲に仕上がっています。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-18 23:48:45)


Dead Brain Cells / DBC

80年代の活動期間中よりも、解散後の90年代以降に急速にレジェンド化が進行したように思えるカナダはケベック出身のスラッシュ・メタル・トリオ、DEAD BRAIN CELLことDBCがCOMBAT RECORDSから’87年に発表した1stアルバム。
こっちが彼らの存在を知った頃は本作の入手など夢のまた夢、リプロ盤ぐらいでしかお目にかかったことがなかったので、’23年にオフィシャルな形でのリマスター・リイシューが実現した際には小躍りして喜んでしまいましたよ。そして肝心の中身の方も、埋葬中に賞味期限切れを起こすことなく、時の試練に耐え得る確かなクオリティを有していたので、こっちの踊りっぷりもさらに激しさを増した次第。
1~3分台とタイトに刈り込まれた楽曲のランニング・タイムや、荒くれたシャウトVo、ヤケッぱちな突撃感覚等に、バンドのルーツであるハードコア/パンク時代の面影を留めつつ(MOTORHEADからの影響も少々)、粗くヤスリを掛けたようなGリフを刻み、不穏感を煽るメロディを奏でるG、激しくのたうち回ってリード楽器の役目を担うB、前がかりな疾走パートから複雑なリズム・チェンジまで難なくこなすDsといい、演奏は精緻にしてテクニカル。それが単なる技術のひけらかしに終わっていないことは、テクに裏打ちされたダイナミックな曲展開がもたらすカタルシスを織り込んでスリリングに畳み掛ける、⑤⑥⑧⑨といった収録曲のカッコ良さが物語る通り。
DBCのインテレクチュアルな個性が本格的に開花するのは次作ですが、デビュー作ならではの荒々しさと創意工夫が詰め込まれた本作もまた唯一無二の魅力を放つ力作なのは間違いありません。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-02-18 00:23:33)


Jeanne D'Arc / Destination / ELOY
ジャンル・ダルクをテーマに取り上げた、アルバムのラストを締め括る7分越え大作ナンバー。
大仰な盛り上がりはなく、どちらかといえば淡々と展開していく曲調ながら
美しくも物悲しいメロディや讃美歌を思わす混声コーラスを巧みに用いて
長尺でもダレずに綴りきる手腕にベテランの技前が光ります。

火薬バカ一代 ★★★ (2024-12-25 07:42:40)


Destination / ELOY

80年代から90年代にかけてのジャーマン・メタル・シーンを語る上で欠かすことの出来ないプロデューサーの一人であるフランク・ボーネマン(Vo、G)が率いたELOY。そのバンド名のインパクトゆえ、音は知らなくても名前は聞き覚えがあるというHR/HMリスナーも多いと噂される彼らが'92年に発表した…何枚目なんだろ?15作目なの?アルバム。
60年代末のジャーマン・ロック黎明期から活動してきた超がつくベテラン・バンドながら、日本盤のリリースとはあまり縁がなかったようで、本作は90年代のジャーマン・メタル・バブルに紛れる形でひっそりとビクターから発売されていました。ほぼフランクのソロ・プロジェクトと化していたこの頃の彼らが聴かせてくれるのは、哀愁のメロディと美しいコーラス・ワーク、時にフルート等をアレンジに用いたドラマティックな曲展開とに彩られたプログレッシブ・ロック・サウンド。7分越えの楽曲が大半を占める大作主義を貫きつつ、ユーロ・プログレ的な取り留めのなさは然程感じられず、しっかりと起承転結を打ち出した仕上がりになっているのは、やはり長らく独産パワー/メタル系作品で腕を振るってきたフランクならではか。本人のVoは線が細くやや頼りないのですが、繊細さがメロディの哀愁味を引き立て、クセのない声質は分厚いハーモニーに程好く溶け込んでいます。エッジの効いたGリフの刻みの上を讃美歌調のコーラスが美しく舞う⑤、ジャンヌ・ダルクの生涯を儚くも荘厳かつ劇的に描写した⑧は、ELOYの真骨頂が堪能できる名曲ではないでしょうか。
他のカタログも聴いてみたくなって「エロイ」「作品」で検索かけてみたんですが、18禁モノばかり引っ掛かってきて全然参考にならないっつー。

火薬バカ一代 ★★ (2024-12-24 00:58:48)


Endless / DGM

イタリアのプログレッシヴ・メタル・バンドの、'24年の12thフル・アルバムです。
7thからメンバーはずっと一緒なんですが、今作は以前のネオクラシカル・プログ・パワー・メタルな作風とは全然違います。
レトロなプログレの、ちょっとメタル風味なやつといった印象。
同じバンド名で出すのはほとんど詐欺だよなー(でもPoSより常識の範囲内か)。
けっこうツボなメロディが多くて、これはこれで好きです。あと、フルートの音に和みます。牧歌的とすら思えるほんわか系の曲もあり。
“もし別の道を選んでいたら、人生はどう変わっていたか?”がテーマのコンセプト・アルバムになっているとのことです。
普通そんなテーマだと内省的で地味で難解な作品になりそうなものですが、特に小難しさはなく、爽やかでメロディアス。
この先この路線でいくのか、またヘヴィに戻るのかは不明ですが、たまにチェックすると驚かせてくれるバンドのようなので、追っていきたいなと思いました。

うにぶ ★★ (2024-11-24 20:15:24)