1993年のAct Against AIDSコンサートで桑田、奥田民生、プリプリの奥居香、ジュンスカの宮田和弥の4人が歌ったのが事の始まり。当時なので編曲は小林武史でKBも担当していますね。翌年頃桑田の自宅スタジオで奥田とのコラボとしてレコーディング、しかしCDとして初めてリリースされたのは更に8年後の本ベストアルバム収録曲としてでした。"無情の時代(とき)の流れに"そして"氷に閉ざされた身に""与えて光の世界"と歌う何とも重い曲。奥田の飄々とした歌唱が多少緩和しているとはいえ、全体にシブい雰囲気が支配して限界を感じます。チャリティでこそ光る曲ですかね。